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下肢静脈瘤|広島で下肢静脈瘤治療なら【わき外科日帰り手術クリニック】

                   
下肢静脈瘤
診療イメージ

あなたの足に
こんな症状ありませんか?

重い、だるい、むくむ、こむら返り、かゆい 熱い、冷たい、痛い、色が着く、見た目が悪い

その症状
可能性があります

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤は、足の静脈が膨らみ目立ってくる病気です。静脈内には血液の逆流を防ぐ「弁」がありますが、弁の働きが弱まると血液が足側にたまり、血管が拡張します。 その結果、足の表面に青紫色の膨らんだ血管が目立ち、痛みやむくみ、だるさなどが起こります。見た目だけでなく血流の問題でもあるため、放置すると悪化することがあります。気づいたら早めの対処が大切です。

下肢静脈瘤の原因

遺伝:家族に多い方は発症しやすい傾向があります。
加齢:弁や血管壁が弱くなり、逆流が起こりやすくなります。
妊娠:ホルモンや子宮の圧迫で下肢の血流が滞りやすくなります。
立ち仕事・座り仕事:同じ姿勢が続くと血液が足にたまりやすくなります。
肥満:足への負担が増えることで、静脈圧が高くなります。
ホルモン変化:妊娠中や経口避妊薬の使用で血管が拡張しやすくなります。
血栓や静脈の障害:深部静脈血栓症(DVT)後は弁障害から逆流が残りやすくなります。

レーザーによる焼灼術

レーザー血管内焼灼術は、切らずに行える下肢静脈瘤の治療です。 皮膚を大きく切らずに足の静脈に細い管(カテーテル)を入れ、先端からレーザーの光を当てて血管の内側を温め、しぼませてふさぎます。
これにより、その血管への血流が止まり、逆流が改善されます。代表的な機器には「ELVeS レーザー1470」などがあります。 切開を伴う従来手術と比べて体への負担が少なく、片脚あたりの治療時間はおよそ20分のため、痛みや腫れが少なく、回復が早い特長があります。

レーザーによる焼灼術

グルー治療

グルー治療は、医療用の“のり”を使って、ふくらんだ足の血管を内側からふさぐ治療です。皮膚を大きく切らずに、カテーテルを血管に入れ、先端から医療用ののりを少量ずつ流して血管を使わない状態にします。切る手術やレーザー治療とは方法が異なり、体への負担をできるだけ抑えることを目指した治療です。

保存療法

手術をしない治療(保存療法)は、症状が軽い方や「まずは切らずに様子を見たい」方に向いています。弾性ストッキングを着用して足をやさしく圧迫する圧迫療法で、血液が下にたまりにくい状態を保つことでむくみやだるさを和らげます。 この治療は血管そのものをなくすものではなく、症状を軽くし、悪化を防ぐことが目的です。

硬化療法

硬化療法は、膨らんだ静脈に薬剤(硬化剤)を注入して血管の内側をしぼませてふさぐ日帰りの治療です。 糸状の細い血管からやや太い静脈まで幅広く対応でき、処置は1回数十分と短く、体への負担を抑えられます。

圧迫を用いた複合的治療

圧迫療法とレーザー血管内焼灼術・グルー治療・硬化療法と組み合わせることで、術後の痛みや内出血を軽くし、ふさいだ血管を安定させ、再発を防ぐのに役立ちます。 1〜3週間ほど弾性ストッキングを着用することで静脈の閉鎖がより確実になり、合併症・再発のリスクを抑えつつ、日中の血流を助けて回復を早めることが期待できます。

手術の流れ

  • 1

    問診・診察

    問診・診察

    初診では症状や不安、生活習慣、既往歴をお伺いし、足の状態を確認します。医師が症状に応じて、次のステップである超音波検査を行うかどうかを判断します。

  • 2

    超音波検査

    超音波検査

    専用のエコーで血管の太さや血液の流れ、逆流の有無を確認します。これにより、手術が必要か判断していきます。

  • 3

    結果説明・日程調整

    結果説明・日程調整

    検査画像を見ながら、手術の必要性や方法、麻酔、回復の目安、術後ケアをわかりやすく説明します。内容にご納得いただけたら、ご都合に合わせて手術日を決めます。

  • 4

    血液検査・心電図

    血液検査・心電図

    安全に手術を行うため、別日に血液検査と心電図を行い、当日の流れや注意点もご説明します。遠方の方などは初診と同日にまとめて実施できる場合もあります。

  • 5

    手術

    手術

    片足あたり約20分で、局所麻酔と静脈麻酔を併用します。細い管を血管に入れて治療するため、体への負担が少なく、痛みも抑えられます。

  • 6

    手術後の休息と帰宅後のアドバイス

    手術後の休息と帰宅後のアドバイス

    しっかり目が覚めるまで院内で約30分休みます。その後、圧迫ストッキングの着用や歩き方など、家での過ごし方をお伝えしてご帰宅です。気になる症状があれば遠慮なくご連絡ください。

術後のよくある質問

  • Q1手術に痛みは感じますか?

    A1ご安心ください。ほとんど痛みを感じることはありません。その日のうちに歩いて帰れます。

  • Q2術後の腫れやむくみはいつまで続きますか?

    A21〜2週間で落ち着きます。弾性ストッキングの着用が有効です。長引く場合は再診してください。

  • Q3術後に運動を再開しても良いですか?

    A3術後は数日間安静にしていただき、無理な運動は避けるようにしてください。軽い歩行は問題ありませんが、過度な運動は3~4週間控えることが推奨いたします。

  • Q4お風呂など日常生活への影響はありますか?

    A4普段通りに生活できます。翌日からお風呂にも入れます。

  • Q5術後の傷跡が気になるのですが、いつまで目立ちますか?

    A5傷は小さく、数週間〜数か月で目立ちにくくなります。ケア方法は診療時にご案内します。

  • Q6その血管をつぶして本当に大丈夫ですか?

    A6静脈(心臓へ還る血管)は他にもたくさんありますので、心配いりません。

  • Q7手術後は仕事を休まないといけませんか?

    A7症状や手術の内容にもよりますが、多くの場合すぐ再開できます。

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